研究課題/領域番号 |
06620058
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
葉山 明 東海大学, 文明研究所, 助教授 (10221508)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 区割り / アフリカ係アメリカ人 / ゲリマンダーリング / 黒人 / アメリカ / 選挙 / アファーマティブ・アクション / アフリカ系 / ジョージア州 / 南部 / 投票権 / ゲリマンダー |
研究概要 |
1965年まで、南部に居住する黒人(アフリカ系アメリカ人)は、投票用紙へのアクセスが、困難であった。その状況を、読み書きテスト、選挙税、白人のみの予備選挙という3手段を中心に考察した。 1965年以降、黒人の投票用紙へのアクセスは保障されるようになったが、黒人は公職になかなか当選できなかった。それは、1965年投票権法の限界であった。そこで1982年に修正が行われ、黒人の投票権は代表権へと発展していった。同時に、それまで、白人が利用していたゲリマンダーリングを逆手にとり、黒人は黒人多数区の増設を主張しはじめた。しかし白人有権者間で不満が当然ながら生じ、訴訟へと発展し、1995〜1996年、最高裁は人種に基づくゲリマンダーリングを違憲とし、南部州の多くで、再度、区割りが修正されはじめた。この一連の過程を、ノースカロライナ、ジョージア、ルイジアナ、ミシシッピ-の四州を例にとり、研究した。
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