研究課題/領域番号 |
06640057
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代数学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
大城 紀代市 山口大学, 理学部, 教授 (90034727)
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研究分担者 |
吉村 浩 山口大学, 理学部, 助手 (00182824)
久田見 守 山口大学, 理学部, 助教授 (80034734)
志磨 裕彦 山口大学, 理学部, 教授 (70028182)
小宮 克弘 山口大学, 理学部, 教授 (00034744)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | アルチン環 / QF-環 / Nakayama自己同型 / 自己双対 / continuous加群 / exchange property |
研究概要 |
本研究の目標はQnasi-Frobenius(QF-)環のNakayama自己同型写像の存否の探究とそれに付随する様々な問題を考察し、アルチン環の総合的研究を行うことであった。以下のようにいくつかの成果があり、研究の進展があったことを報告する。 (1)慶北大学(大韓民国)のRim氏との共同研究で、ある種のQF-環が局所QF-環上のskew-matrix ringで表現できることを示して論文を作り、Osaka Journal Mathに投稿した。 (2)大阪市大の加戸氏との共同研究ではQF-環がNakayama自己同型写像をもつこととH-環が自己双対的であることが同値になる結果等を出し、目下、論文作成中である。 (3)オハイオ州立大学のRizui氏とは加群のexchange propertyについての共同研究を行い、有限exchange propertyをもつqraai-continuous moduleはfull exchenge propertyをもつかというMohained-Miillerの問題を肯定的に解決して論文を作りOsaka Journal Mathに投稿した。
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