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新CCDによる広域スペクトル観測

研究課題

研究課題/領域番号 06640357
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 天文学
研究機関国立天文台

研究代表者

安藤 裕康  国立天文台, 大型光学赤外線望遠鏡計画推進部, 教授 (90111559)

研究分担者 渡辺 悦二  国立天文台, 岡山天体物理観測所, 助教授 (00124686)
前原 英夫  国立天文台, 岡山天体物理観測所, 教授 (60012879)
田中 済  国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助教授 (20011570)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1994年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードスペクトル用CCD / ク-デ分光器 / 恒星スペクトル
研究概要

交付申請書に記載した「研究目的・研究計画書」にしたがって研究を進め、以下に具体内容を箇条書きする。
1.ロ-レル社により新しく開発された広波長域スペクトル用の高性能CCDを購入した。それと共に実験用CCDとソケット一式を入手し、全体システムのチェック工具として確保した。
2.新CCDに対応した制御回路部品を購入して製作し、動作チェック等の確認を行った。実験用CCDでのテストの準備中である。
3.CCDを入れる冷却デュアーは当初既存のものを用いる予定であったが、新CCDの規格が大きく前のものと異なるため新たにデュアーを制作中である。
今後の研究は新しいデュアーに新CCDを入れ、全体システムの立ち上げを実験室で行い、動作確認を行う。これと既存のデータ取得システムにつなげるインターフェースを構築し、岡山のク-デ分光器に接続する。そして、恒星スペクトルの吸収線や輝線の時間変化を観測して恒星の活動現象(Be星活動、フレア-活動など)を解明する。また、太陽近傍の古い恒星から新しい恒星にわたる化学組成を明らかにすることは、宇宙の化学進化を解明する上で重要な研究である。岡山の望遠鏡で届きうる限りの恒星のスペクトルを観測して、化学組成を明らかにしていく予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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