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偏極^3He標的を用いたΔ-共鳴領域光原子核反応の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06640370
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関東北大学

研究代表者

寺沢 辰生  東北大学, 理学部, 助教授 (40004436)

研究分担者 丸山 浩一  東京大学, 原子核研究所, 助手 (50114658)
山崎 寛仁  東北大学, 理学部, 助手 (90260413)
玉江 忠明  東北大学, 理学部, 助教授 (10124174)
前田 和茂  東北大学, 理学研究科, 助教授 (20125652)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード偏極^3He標的 / 偏極ルビジウム / オプティカルポンピング / ファラデー回転 / Δ-共鳴 / 光核反応
研究概要

本研究は偏極^3He標的を用いた光核反応により、核内核子相関を詳しく調べることを目的としている。このためには偏極^3He標的は必須である。偏極^3He標的を作るには、偏極させたアルカリ金属原子に3Heを衝突させ、スピン交換反応により^3Heを偏極させる方法が一般的である。
我々はまず偏極標的製作の第一段階として気化させたルビジウム原子に円偏光レーザーあてて偏極させる。オプテイカルポンピング法による偏極ルビジウム生成実験に取り組んだ。ポンピングには0.5WのTiサファイアレーザーを用い、原子の容器管壁との衝突による減偏極を防ぐため、管壁にはシラン系のコーテイングを施した。高品質の偏極原子を生成するための最適条件をもとめるには、条件を変えて生成された偏極ルビジウムの気体厚、偏極度を短時間で精密に測定する必要がある。このため我々はファラデー回転角の高速精密測定装置を開発し、測定装置の振動等、測定に与える環境の悪影響を極力排除して、回転角を0.01°以下の精度で測定することを可能にした。
最終的に、偏極度0.4、気体厚10^<14>atom/cm^2の偏極ルビジウム原子の生成に成功した。これにより、^3He偏極標的製作の第一段階は達成されたと考えられる。

報告書

(2件)
  • 1995 研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2019-03-13  

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