研究課題/領域番号 |
06650084
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
鈴木 秀人 茨城大学, 工学部・システム工学科, 教授 (30090369)
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研究分担者 |
金子 了市 日立製作所, 日立工場・火力設計部, 副技師長
友田 陽 茨城大学, 工学部・物質工学科, 教授 (90007782)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1994年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 画像処理 / 耐熱超合金 / クリープ疲労 / SEMサーボ / エネルギー機器 / 信頼性評価 / 単結晶 / 疲労き裂 / 結晶制御 / EWS / 予防システム / 破壊機構 / SEM / 信頼性解析 / 健全性 |
研究概要 |
既存の試験機であるSEMサーボに画像処理システムをハイブリット化した実験システムを構築し、Ni基超合金、Hastelloyxおよび単結晶合金、CMSX-4への高温クリープ疲労過程について詳細な検討を行った。Hastelloy-xでは多数の分布き裂が発生し、連結をくり返しながら進展していくことが判明した。これらの分布き裂を画像処理によって定量評価することに成功し、統計的評価によって、余寿命評価に指針を与えた。一方、今後のエネルギー機器の高効率化に伴ない、単結晶合金をはじめとする先進材料の適用に対する関心が高まっている。そこでデータの収集が望まれているCMSX-4についてクリープ疲労試験を行った。その結果、き裂進展に関する貴重なデータを収集することができた。また、微視組織に注目して詳細な観察を行った結果、ミクロ組織の構造を考慮することによって高温強度を改善することができることがわかった。以上、非常に有意義な研究結果を得ることができた。この成果は、機械学会の論文集へ発表した。
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