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スペクトルデータの固有値解析による回転軸信号の抽出とその設備故障予知への応用

研究課題

研究課題/領域番号 06650139
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 機械工作・生産工学
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

稲村 豊四朗  名古屋工業大学, 工学部, 教授 (60107539)

研究分担者 武澤 伸浩  名古屋工業大学, 工学部, 助手 (50236452)
佐田 登志夫  豊田工業大学, 工学部, 教授 (80010594)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードベアリング / パワースペクトル / 故障予知 / 設備管理 / モニタリング / 固有値問題
研究概要

(1)機械で一般的に発生し計測点に伝ぱする振動をモデル化し,実機の回転軸付近で計測される振動データの内容を明らかにした。さらにこの結果にもとづき,計測れたデータから回転軸信号だけを抽出する計算法を開発した。具体的には回転数の異なる3種類のデータをもとに減算及び除算によって不必要な外乱を先づ消去し,次に異なる回転数間で回転軸信号がどのように変換されるかをマトリクスを使って表現し,このマトリクスから導かれる固有値問題の解として純粋な回転軸信号を抽出するものである。
(2)上記の手法の有効性を検討するため,ベアリングの交換可能な回転軸試験装置を試作し,内輪,外輪,転動体に故意に傷をつけたベアリングを組込んで振動を計測し,解析した。その結果,本手法は,エンベロープ処理などの他の存在の方法では検出できない極めて軽微の傷も検出できることが判明した。ただし傷の程度と解析結果に現れるピークの大きさとの間に定量的な相関関係はないから,今後は傷の程度を知る為の手法の拡張が課題となった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 稲村,豊四郎: "振動によるベアリング診断の新手法について(第1報)" 日本設備管理学会春季研究発表大会論文集. 2-9 2-12 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 稲村,豊四郎: "同上 (第2報)" 同上. 2-13 2-17 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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