• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

診断パルスにより発生する過渡振動を利用する工具損傷のインプロセスセンシングの研究

研究課題

研究課題/領域番号 06650150
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 機械工作・生産工学
研究機関東京理科大学

研究代表者

村田 良司  東京理科大学, 理工学部, 教授 (70201811)

研究分担者 辺見 信彦  東京理科大学, 理工学部, 助手 (80256669)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード診断パルス / 過渡振動 / 工具損傷 / インプロセスセンサ / 周波数分析
研究概要

衝撃による工具過渡振動の減衰と工具損傷との相関性を利用する工具損傷監視方法は,従来,衝撃の大きさを一定不変に制御することが困難なため監視精度が充分でなく,また相関関係の根拠も明かではなかった.本研究は,衝撃発生機構および計測系を改良して計測精度の向上をはかるとともに,旋盤外丸加工を対象に,工具損傷と過渡振動との相関関係を詳細に研究して,現象のメカニズムの解明をはかり,工具損傷のインプロセス監視方法の確立に寄与しようとするものである.
1.まず加工需要の多い炭素鋼S35Cおよびダンピング特性の著しく異なる鋳鉄FC20について種々の切削条件で切削実験を行い,診断パルス(衝撃)による過渡振動と工具損傷との相関関係を調べた.その結果,どちらの被削材でも切削中の工具の過渡振動(加速度)および減衰と工具逃げ面摩耗が密接な相関性を有することを確認した.
2.基準の診断パルスを与えた工具および工具台の振動特性を詳細に分析した結果,本研究の工具損傷センシング方式では工具を15Nm以上のしめつけトルクで固定することが望ましいことが分かった.
3.制御しやすい工具台付属型の小型電磁式衝撃発生機構を試作し,その特性を調べた.その結果,診断パルスの変動原因をさぐり,その対応策を明らかにし,監視精度を向上させた.

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 村田良司: "微小診断パルスによる工具損傷の検出について" 精密工学会秋季大会学術講演論文集. 497-498 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 村田良司: "電磁石ハンマを利用した衝撃加振による工具損傷のインプロセス計測に関する研究" 日本機械学会講演論文集. 95-10. 112-113 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ryoji Murata: "A Study on In-process Sensing Tool Wear by Impulse Excitation of Tool Vibration with an Electro-magnetic Hammer" JSME Summer Conf. '95. Band 10. 112-113 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ryoji Murata: "A Study on In-process Detection of Tool Failure using a Small Diagnostic Impulse" JSPE Autumm Conf. '94. 497-498 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 村田良司: "電磁石ハンマを利用した衝撃加振による工具損傷のインプロセス計測に関する研究" 日本機械学会講演論文集. 95-10. 112-113 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 村田良司: "微小診断パルスによる工具損傷の検出について" 1994年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集. 第2分冊. 497-498 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi