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マイクロトライボメモリに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06650179
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 設計工学・機械要素・トライボロジー
研究機関姫路工業大学

研究代表者

石垣 博行  姫路工業大学, 工学部, 教授 (40081244)

研究分担者 長谷川 素由  姫路工業大学, 工学部, 教授 (80180868)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード相変態 / トライボロジー / 磁気力 / 磁場分布
研究概要

1.現有する単軸引っ張り試験器を用いて応力と変態の関係を調べた結果、下記の知見を得た。
(1)現有する試験機を改良し、引っ張り試験における磁気力のin situ観察を可能にした。そして、相変態と磁気力の間、すなわち、引っ張り応力と磁気力の間の相関を明らかにした。
(2)引っ張り試験中に外部磁場が存在すると、引っ張り試験片中にその磁場が凍結される現象を発見した。
(3)上記の現象は新しい磁場凍結法として利用でき、磁場分布測定の可能性を大きく拡げるものであることを明らかにした。
2.押し込み接触や摩擦応力下の磁気力分布観察を行い、下記の結果を得た。
(1)マイクロビッカース圧痕の周りの変態層の観察に成功し、圧痕による変態の累積効果が存在することを明らかにした。
(2)すべり接触下の磁気力観察と押しつけ痕のそれとを比較し、すべり時の磁気力は後者のものより、10倍以上大きくなることを明らかにした
(3)すべり接触下の磁気力分布観察により、スティックスリップ現象のように時間的に変動する現象の接触状態の変化を計測することに成功した。
3.磁気力分布測定装置の高分解能化について
従来の装置のXYテーブルを分解能1μmの高精密なものに取り替え、Z軸方向の制御もコンピュータにより行うことにより、従来より5倍ほど高分解能な磁気力分布測定装置を製作することに成功した。
4。レーザアニールの効果に関する研究については、現有する炭酸ガスレーザを用いて各種照射実験を行った結果、レーザ照射の効果は少ないことが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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