研究課題/領域番号 |
06650257
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
村瀬 英一 九州大学, 工学部, 助教授 (60150504)
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研究分担者 |
川野 英昭 九州大学, 工学部, 助手 (30037915)
花田 邦彦 九州大学, 工学部, 助手 (30037874)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 点火 / ラジカル発光 / パルスジェット / 希薄混合気 / 内燃機関 / パルスジョット点火 / パルスジェット点火 |
研究概要 |
直流安定化電源と光電子増倍管、並びにOH、 CH、 C_2ラジカルの発光波長に対する全誘電体干渉フィルタ(OH:透過波長306.4nm、半値幅7.5nm、CH:透過波長431.5nm、半値幅2.7nm、C_2:透過波長516.5nm、半値幅2.2nm)によるラジカル発光計測システムを製作し、定容燃焼容器を用いて、メタン-空気混合気による燃焼実験を行った。また静電探針によるイオンも同時に計測した結果、以下のことが明らかになった。 1.通常のスパークプラグを用いた点火において、OHラジカル、CHラジカル、C_2ラジカルの発光は、いずれの測定点でも当量比φ=1.0で出力が大きく、混合気が希薄、または過濃になるにつれて弱くなった。またその発光の出力は、OHラジカル.CHラジカル、C_2ラジカルの順で弱くなった。 2.通常のスパークプラグを用いた点火点における光電子倍増管と静電探針の同位置での測定では、燃焼室の下方でラジカルの出力の立ち上がり始めの時間がイオンに比べ、早かった。 3.パルスジェット点火における光電子倍増管と静電探針の同位置での測定では、ラジカルの出力の立ち上がり始めの時間とイオンの出力の立ち上がり始めの時間を比較すると、オリフィスの近くではイオンの方が早く、他の測定点では時間に差はなかった。
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