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システム同定における同定誤差評価に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06650469
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関鳥取大学

研究代表者

魚崎 勝司  鳥取大学, 工学部, 教授 (20029151)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードシステム同定 / 同定誤差 / 区間解析法 / 計算誤差 / 同定入力 / 定量評価
研究概要

近年盛んに研究されてきているロバスト制御系の設計法の多くは仮定したモデルの不正確さを考慮したものであるが、これを適用するためにはモデルの不正確さの定量的な把握が必須である。そこで本研究においては、システムモデルの同定を同定精度まで含め、客観的かつ定量的に行なうための手法を考察することを目的として、まず、数値解析分野で提案されている計算誤差を評価しながら計算を行う区間解析法を適用した同定誤差解析について基礎的考察を加え、さらにシステムに加えられる入力の同定誤差に与える影響について検討し、入力の適切な選定についても調べた。まとめると
1.区間解析法に基づく同定誤差解析
数値計算を行うとき計算誤差の大きさを定量的に評価する手法として数値解析の分野で提案されている区間解析法を、システム同定におけるさまざまな計算過程に適用して同定誤差の定量的評価を行うための基礎的考察を行った。
2.入力の同定誤差に与える影響に関する考察
システムに加える入力によって同定誤差がどのように変化するかを、いくつかの代表的モデルについてシミュレーション実験によって調べ、定性的な評価を行った。この結果を定量的に解析することが今後の課題の一つである。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 田中康秀: "構造未知な線形離散値系に対する同定入力の一決定法" 計測自動制御学会論文集. 30. 902-907 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] T.Hatanaka: "Optimal auxiliary input for fault detection-frequency domain approach" IFAC System Identification 1994(T.Soderstrom(Ed.)). (掲載予定). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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