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衝撃応答による道路橋RC床版の健全度判定方法

研究課題

研究課題/領域番号 06650498
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 土木材料・力学一般
研究機関山梨大学

研究代表者

檜貝 勇  山梨大学, 工学部, 教授 (70115319)

研究分担者 中村 光  山梨大学, 工学部, 助教授 (60242616)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードRC床版 / 道路橋 / 健全度判定 / 衝撃応答 / 貫通ひび割れ / FEM解析 / 健全度判定方法 / 解析方法
研究概要

本研究は、道路橋RC床版の耐荷力を著しく低下させる貫通ひび割れの発生状況を、床版の衝撃応答によって簡易にかつ客観的に判定する非破壊試験方法を開発することを最終目標として、健全な床版ならびに貫通ひび割れを有する床版の衝撃応答について、実験と解析の両面から検討を行うものである。研究の概要は下記のとおりである。
1.実験的検討
無筋コンクリートでひび割れのない床版、および、予め貫通ひび割れを導入したRCモデル床版の衝撃実験を行って、供試体各点における鉛直加速度波形を測定するとともに、応答波形、応答スペクトル、加速度の距離減衰などに関するデータを収集した。なお、実験にはインパルスハンマーを用い、作用させた衝撃力を正確に評価できるようにした。
2.解析的検討
コンクリート部材の衝撃応答を振動問題としてとらえ、三次元有限要素法による解析を実施した。なお、ひび割れはリンクエレメントでモデル化した。解析結果と実験結果を比較検討した結果、以下のような知見が得られた。
(1)衝撃荷重および境界条件を正確に再現するようなモデル化を行えば、FEM解析によって貫通ひび割れを有する床版の応答特性をほぼ評価できる。15EA07:(2)実験及び解析の両面から、加速度の距離減衰に着目することによって貫通ひび割れの検出が可能であることが確かめられた。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 加藤宏康: "軽い衝撃を受けるコンクリート部材の応答に関する解析的研究" コンクリート工学年次論文報告集. 17-1. 1181-1186 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] H.Kato, T.Higai, H.Nakamura: "Analytical study on the response of concrete slabs subjected to light impact loading." Proc. of the Japan Concrete Institute. Vol.17-No.2. 1181-1186 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 加藤宏康: "軽い衝撃を受けるコンクリート部材の応答に関する解析的研究" コンクリート工学年次論文報告集. 17-1. 1181-1186 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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