研究課題/領域番号 |
06650522
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造工学・地震工学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
野田 茂 鳥取大学, 工学部, 助教授 (80135532)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 確率場 / 条件付シミュレーション / クリッギング / 車新理論 / 同定 / 地盤震動 / 地震動モニタリング / リアルタイム被害推定 / 更新理論 / 条件付確率場 / 補間理論 / ハイブリッド推定 |
研究概要 |
本研究の主な成果は次のようにまとめられる。 1.対数正規確率場を対象にして、非線形の条件付推定理論および効率的な条件付シミュレーション理論を提案した。数値計算結果ならびに理論的検討により、非正規確率場において、1) Krigingによる最適推定値は条件付平均値に等しいが、2) Krigingによる最小誤差分散は条件付分散とは異なること、3)推定誤差分散は観測データに依存しないが、条件付分散はそれに従属することや4)条件付シミュレーションには推定誤差分分散 与しないことなどが明らかになった。 2.先験的知識によってあるいは観測データから、対数正規確率場の共分散は既知だが、平均値が完全に知られていない場合に対し、条件付推定問題を取り扱った。このUniversal KrigingはSimple Krigingとは明らかに異なる。平均値という重要な特性が未知だと、1)未観測点の推定値はSimple Krigingのものよりもよくならないこと、2)推定精度は誤差分散ではなく、変動計数的指標でしか分析できないことなどがわかった。 3.条件付正規確率場において、パラメータの不確定性と観測値を同時に考慮したベイズの推定理論を確立し、未観測点における物理量を推定(補間)する方法を提案した。このBayesian Krigingは、Simple KrigingとUniversal Krigingの中間的な特性を有する。 4.東京ガスの地震動モニタリングシステムの展開と、それからの地震動情報に基づく警報システムの開発を行った。情報をリアルタイムに処理するため、GIS上に各種データベースを構築したので、被害推定、震源推定、スペクトル評価と意志決定は容易に行える。さらに、マグニチュード、震源距離と被害に関する経験則を求めているので、地震直後に被害を概略的に知ることができる。
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