研究課題/領域番号 |
06650553
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 鹿児島工業高等専門学校 |
研究代表者 |
岡林 巧 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 助教授 (40044630)
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研究分担者 |
南金山 裕弘 鹿児島工業高等専門学校, 機械工学科, 講師 (40222179)
大竹 孝明 鹿児島工業高等専門学校, 一般科目, 助教授 (80128339)
杉尾 哲 (杉尾 さとる) 宮崎大学工学部, 土木環境工学科, 教授 (70069524)
内谷 保 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 教授 (70038107)
斉藤 利一郎 (斎藤 利一郎) 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 教授 (00037821)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | サクション / 三軸試験 / 判別分析 / 体積含水率 / 不飽和浸透 / 降雨パターン / しらす / 斜面崩壊 / 降雨 / 斜面 / ハザードマップ / 水分特性 / 三軸圧縮 / 判別分類 |
研究概要 |
平成6年度は、基礎的研究に重点を置いたのに対し、平成7年度は、前年度の基礎的研究成果に応用的解析を加え、降雨下におけるしらす斜面の崩壊予知を行った。得られた研究成果は次の通りである。 (1)降雨パターンの違いによるしらす斜面への雨水の不飽和浸透機構を究明すべく原位置および室内浸透試験を実施した結果、しらす特有の不飽和透水係数と体積含水率の関係およびサクションと体積含水率の関係が解明された。 (2)降雨パターンの違いによる雨水の不飽和浸透を考慮したしらす斜面のせん断抵抗の変化と斜面の安定性を解明すべく、静的・動的3軸繰返し試験を実施した結果、雨水浸透によりしらす地盤の土質力学的性質が変動し、斜面の安定性が変化することがほぼ明らかになった。 (3)降雨下におけるしらす斜面の崩壊事例をデータ収集し、判別分析によるしらす斜面の崩壊予知を実施したところ、斜面の崩壊予知に適用するためには、サンプル数をさらに大きくして誤判別を少なくすれば実用に供することが可能であることが判明した。
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