研究課題/領域番号 |
06650584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
青島 縮次郎 群馬大学, 工学部, 教授 (40108246)
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研究分担者 |
川島 俊美 群馬大学, 工学部, 教務員 (60224771)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 自動車保有・使用 / ライフサイクル / 縦断的分析 / 意思決定プロセス / 動的モデル / 非集計モデル |
研究概要 |
まず、世帯のライフサイクルの進行と免許保有、自動車保有の履歴に関する縦断的調査を行い、それに基づく自動車複数保有化の構造を明らかにすると共に、パーソントリップ調査データを用いて、世帯のライフサイクルステージ毎に、主に免許保有・非保有別に外出率、生成原単位(ネット)、トリップ長等の比較を行い、世帯構成員の属性別モビリティ比較を行った。また、同乗交通の明示的分析が可能なCar-OD調査法の改良とその実施による同乗交通の平日・休日比較分析を行い、同乗交通の発生特性、形態特性、トリップパターン特性を明らかにした。 次に自動車保有・使用に関するモデルの構築、およびそれの主要な外生変数となる世帯のライフサイクルステージの変遷モデルの開発を行い、一定の有意性を持った成果を得ることができた。また、自動車保有・使用に係わる人口、社会、経済等の統計指標の集計整理のほか、独自調査に基づくデータの分析、加工を行い、世帯における自動車保有・使用の将来予測に必要な周辺条件の整理を行った。 そして、自動車保有・使用に関する要因およびそれらの相互関連の精査を踏まえて、その動的行動過程が表現できるように自動車保有・使用の縦断モデルを修正すると共に、コ-ホ-ト移動モデルを基本としたライフサイクルマトリックス法により、世帯のライフサイクルステージの変遷モデルを完成させた。そしてこれらのモデルを用いて、自動車保有・使用の将来予測を行い、それを踏まえて、属性別モビリティの推移に関する考察を行った。
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