研究課題/領域番号 |
06650591
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
青山 吉隆 徳島大学, 工学部, 教授 (80035633)
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研究分担者 |
廣瀬 義伸 徳島大学, 工学部, 助手 (90240887)
山中 英生 徳島大学, 工学部, 助教授 (20166755)
近藤 光男 徳島大学, 工学部, 助教授 (10145013)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 人口の社会移動 / 効用格差 / 交通施設整備 / 地価 / 人口移動モデル / 一極集中 / 格差是正 / シミュレーション |
研究概要 |
本研究の目的は、(1)人口の社会移動のメカニズムの解明、(2)人口の社会移動モデルの作成、(3)人口の社会移動に対する政策シミュレーション、そして、(4)人口の一極集中是正、豊かな国土づくりのための方策の提案である。2年目にあたる本年度は、初年度に構築されたモデルを用い、種々の施策を実施したときの人口移動の変化を明らかにした上で、効果的な政策について検討を行った。本年度の成果は、以下のようにまとめられる。 (1)最近の人口移動状況を観察すると1980年代の東京圏への流入が弱まっている傾向がある。この現象を踏まえ、将来の人口移動分析に対応できるように、さらに新しいデータを収集し、先の人口移動モデルの構造および推定されたパラメータを検討した。その結果、構造上の問題はないと思われるが、データ収集に限界があり、ごく最近の人口移動を表現するのは困難であった。 (2)人口移動シミュレーションのために、高速交通体系の整備による地域間の時間距離の短縮、地域開発による雇用機会の創出といった人口移動に大きな影響を及ぼすと考えられる政策案を設定した。 (3)シミュレーションを行い、政策の効果を分析した。そして、現在の問題を解決し、均衡ある国土づくりのための方策について考察した。
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