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総合図の機能に着目した設計と施工の情報統合化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06650690
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関工学院大学

研究代表者

遠藤 和義  工学院大学, 工学部, 助教授 (20194029)

研究分担者 遠藤 和義  工学院大学, 工学部, 助教授 (20194029)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード総合図 / 生産設計 / ビルダビリティ / 情報統合
研究概要

本研究は、総合図の機能に着目して、設計と施工の情報統合のあり方を検討し、それをベースとした情報統合ツールの概念的検討を目的とした。平成7年度当初の研究計画とその実施状況について以下に述べる。
1.総合図の使われ方分析:総合図の使われ方の実態調査から、総合図の機能を以下のように抽出した。
(1) 各工事別や部位別に作成される施工図に先立ち、分離発注された各工事の設計図を重ね合わせて細かいとりあい、寸法関係を調整することにより情報の整合性、共有化を高める。
(2)発注後発生する追加変更が頻繁に発生する。総合図はこうした変更の最終的な確認のツールとして機能する。
(3)総合図作成のプロセス自体が施工者にとって設計内容の十分な理解につながる。これにより、施工上の問題点が洗い出され、施工図作成の効率も向上させる。
(4)監理者にとっては、総合図の作成を通して施工者と密度の高い、確実な情報交換をおこない、着工前に出来型を確定して施工中の監理手間を低減する。
2.情報統合ツールとしての総合図の位置付け
国際的にも設計と施工の情報統合を扱った研究領域は活発化している。設計施工の伝統のある日本では実態が先行し概念的な整理が遅れていた。欧米ではデザインビルドの普及にともなって、設計段階で施工のしやすさを評価するビルダビリティ、コンストラクタビリティといった概念が検討されている。総合図作成段階の分析から、検討事項をこうした概念に基づいて分類整理した。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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