研究課題/領域番号 |
06650978
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
有機工業化学
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
松居 正樹 岐阜大学, 工学部, 助教授 (60108058)
|
研究期間 (年度) |
1994 – 1995
|
研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
|
配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1994年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
|
キーワード | ペルフルオロアルキルスルホニル基 / 非線形光学特性 / アゾ色素 |
研究概要 |
1.ペルフルオロアルキルスルホニル基が置換したベンゼン誘導体を合成した。 2.ペルフルオロアルキルスルホニル基が置換したアニリン類を原料として、これをジアゾ化し、種々のアルキルアニリン類とカップリングしアゾ色素を合成した。これをPMMAにドープし、非線形光学特性を検討した。その結果、対応するニトロ誘導体にくらべて、ペルフルオロアルキルスルホニル基が置換したものは、二次の非線形光学定数(d_<33>)が大きく、電場配向後の緩和特性に優れていることがわかった。これらの結果は、ペルフルオロアルキルスルホニル基の強い電子求引性と長く剛直な性質によると考えられる。 3.ペルフルオロアルキルスルホニル基が置換したアゾ色素を側鎖に含むPMMA共重合体を合成し、二次の非線形光学特性を検討した。その結果、ペルフルオロアルキルスルホニル基が置換したものはニトロ基が置換したものにくらべて、d_<33>値と配向緩和にすぐれていること、N-アルキル部位は短いほうがポリマーのガラス転移温度(Tg)が高くなり、緩和されにくいことがわかった。
|