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カキ及びセイヨウナシ果実のACC合成酵素遺伝子のクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 06660034
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 園芸・造園学
研究機関岡山大学

研究代表者

久保 康隆  岡山大学, 大学院・自然科学研究所, 助手 (80167387)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードACC合成酵素遺伝子 / ACC酸化酵素遺伝子 / エチレン / 遺伝子クローニング / PCR / カキ / セイヨウナシ
研究概要

カキ‘富有'及びセイヨウナシ‘ラ・フランス'果実からCTAB法を組み合わせたフェノール・SDS法により全RNAを抽出した後,Oligotex dT30を用いてポリ(A)RNAに精製した。逆転写酵素で合成したcDNAライブラリーをテンプレートとして、既報のACC酸化酵素及び合成酵素遺伝子の保存領域に基づいた合成プライマーを用いてPCR増幅を行った結果、カキのACC酸化酵素及びセイヨウナシのACC酸化、合成酵素遺伝子フラグメントの増幅が確認された。増幅した遺伝子をpUC118プラスミドをベクターとして大腸菌に組み込んだ。青白選択法により挿入遺伝子を持つ大腸菌株を選択し、アルカリ・SDS法を用いてプラスミドを抽出した。蛍光ラベルしたプライマーと耐熱性DNAポリメラーゼを利用したDNAシーケンサーを用いて挿入遺伝子の塩基配列を決定した。いずれも、既報のACC酸化、合成酵素遺伝子と高い相同性を示したことから、カキ及びセイヨウナシのACC酸化、合成酵素遺伝子の一部のクローン化が確認された。現在、ノーザーンブロット分析によってこれらの遺伝子の発現特性の調査を進めている。今後、今回クローン化された遺伝子のアンチセンスDNA鎖をカキ及びセイヨウナシに導入することによって飛躍的に貯蔵性の改善された形質転換品種の育成が可能になると期待される。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 久保・マリホ-コ・稲葉・中村: "PCR法によるカキとカボチャ果実のACC酸化酵素のcDNAの増幅とクローニング" 園芸学会誌 別冊I. 64. (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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