研究課題/領域番号 |
06660052
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
中田 昌伸 神戸大学, 農学部, 助教授 (40031190)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1995年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ELISA / モノクローナル抗体 / 残留農薬分析 / 酵素免疫測定法 / 残留農薬 / カ-バメート系殺虫剤 |
研究概要 |
本研究では、環境中あるいは農作物中における残留農薬の測定法として行われてきた機器分析に代わる新しい酵素免疫測定法(ELISA)の開発を目的として、特に輸入農産物に使用されるカ-バメイト系殺虫剤メソミル、アルジカルブおよびその酸化代謝物のアルジカルブスルホン、有機リン系殺虫剤メチルパラチオン並びにカ-バメイト系除草剤クロルプロファムについての測定法を確立した。これらの化合物に対する特異的な抗体を用いた酵素免疫測定法では、アルジカルブおよびメソミルの測定可能範囲は10〜1,000ng/mlであった。また、アルジカルブスルホンでは1〜100ng/ml、メチルパラチオンでは1〜100ng/ml、クロルプロファムでは0.5〜10ng/mlの範囲であった。水、土壌や農産物中に農薬を添加した試料から高い回収率がえられ、この方法は簡便・迅速・高感度な測定法であると判明した。今後、環境試料に残留する農薬のモニタリングや、市場に出荷前の農産物の残留農薬をチェックするのに敵した方法と考える。
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