研究課題/領域番号 |
06660310
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
泉 完 弘前大学, 農学部, 助手 (60132007)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | ブロック粗度 / 急流工 / 騒音防止 / 落差工 / 減勢音特性 / 騒音レベル / 音響パワーレベル / 流水音特性 |
研究概要 |
本研究は水利施設の一つである落差工のエネルギ減勢システムの過程で起こる流水の騒音の防止対策として、ブロック粗度を用いた急流工によるエネルギの減勢方法、および各種水利施設の流れの形態によって変化する流水音特性について検討するものである。 落差工で発生する流水の騒音については、事例調査からその防音防止対策としてブロック粗度を利用した急流工によるエネルギの減勢方法を考案し、水理設計を水理模型実験で行って、調査地区にこれを適用した。その結果、かんがい期における騒音値は減少し、本実験によるエネルギの減勢方法は騒音防止対策の一つとして効果があることを示唆した。 一方、この流水音に関しては、研究が緒についた状況で、各種水利施設の流れの形態によって変化する流水音特性の解明、および騒音防止対策を行うために必要な流水音の予測がなお重要な課題として残されている。そこで、水利施設の一つである野外の跳水型落差工および水クッション型落差工の流水音を予測する基礎的資料を得るため、野外の既設落差工に対象にして現地調査を行った。その結果、(1)跳水の音響出力と騒音レベルは、単位幅当りの跳水前における流水の流入運動エネルギに関係し、流入運動エネルギが大きくなると音響出力・騒音レベルは、ともに大きくなること、(2)落下ながれの音響出力・騒音レベルは、単位幅当りの流水の落下エネルギおよびエネルギ損失量に関係し、落下エネルギおよびエネルギ損失量が大きくなると音響出力・騒音レベルも大きくなること、(3)流水音の減衰特性についは、2つのタイプとも水路横断方向の減衰が、水路上流方向・水路下流方向に比較してもっとも大きいことなどがわかった。
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