研究課題/領域番号 |
06660316
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業機械学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
早川 功 九州大学, 農学部, 助教授 (30038252)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | そばアレルゲン / 剪断作用 / 熱分解 / アレルゲン / 剪断破壊 / 代替ミルク / エクストルーダー / 熔融剪断 |
研究概要 |
そばアレルゲンは分子量が8kDa〜40kDa位で分子量32k〜40kDaの大豆のGly m 30Kアレルゲンよりも遥かに小さい分子量の分画をより多く含むために、一般的にそばアレルゲンは大豆アレルゲンよりも遥かに耐熱性であり、剪断破壊にも強いものと考えられる。そこでソバアレルゲンの破壊に関する剪断効果について検討した結果、170℃下で剪断効果が顕著に認められ(γ^1≒3000sec^<-1>)、剪断処理が40-80回でELISA値は著しい減少を示した。 更に、アレルゲン破壊に及ぼす剪断効果はゲル濾過で分子量の低下として確認され、またムノブロットッテング法からアレルゲンの分解(破壊)は170℃、20分間の加熱よりも20回の剪断処理がより激しいことが示された。従って、ニ-デンッグスクリュー配置でRRL型を3組挿入した2軸エクストルーダーによる1回処理で約50%のそばアレルゲン(ELISA値)の減少を確認したが、その主たる要因は2軸エクストルーダーの剪断効果によることが確認された。
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