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ホロホロチョウの卵生産管理に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06660345
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 畜産学・草地学
研究機関東京農業大学短期大学

研究代表者

小川 博  東京農業大学, 短期大学部・富士畜産農場, 講師 (30151533)

研究分担者 田中 克英  東京農業大学, 農学部, 教授 (20021678)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードホロホロチョウ / 卵子成長 / 卵黄増加 / 卵管内卵子 / 卵管内滞留時間 / 光周期 / 初産 / 卵生産管理 / 産卵生理 / 卵形成機構
研究概要

ホロホロチョウの産卵生理に基づく,卵生産管理の方法を確立することを究極の目的に,卵子の急速成長,放卵後の排卵時間と卵子の卵管各部における滞留時間及び種々の照明条件下における産卵の開始について検討した。その結果,1.卵子の急速成長期の長さは7〜11日であり,供試鳥の3分の1は8〜10日であった。ゆでた卵の卵黄の直径は,約3cmであり,急速成長が7又は8の卵黄の直径は,9又は10のものよりわずかながら小さかった。卵黄容積の1日当たりの増加量を卵黄を球とみなして算出した結果,急速成長の日数が少ないものほど多かった。また急速成長の日数が8又は9のものでは最終3日間,10又は11のものでは最終4日間ほぼ同じであった。2.排卵は前卵放卵後15分未満に起こり,排卵された卵子は,漏斗部に15〜30分,膨大部に2時間15〜45分,峡部に1時間滞留するとみなされた。平均放卵間隔(24時間22分)からこれらの時間を差し引いた子宮部及び膣部における卵子の滞留時間は,19時間52分〜20時間52分とみなされた。これらの値はニワトリの場合と大差ないことから,ホロホロチョウ卵の特徴は卵形成時間よりも卵形成機能に基づくものと推察された。3.初産日齢は、18L:6D(18時間照明6時間暗黒)及び14L:10Dの条件下ではいずれも126日であったのに対し,12L:12D及び6L:18Dの下ではそれぞれ283日及び255日であった。6L:18D及び12L:12Dの条件下で産卵開始の日齢が著しく遅れることは,ホロホロチョウにおける一つの特性のように思われた。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 小川 博.桑山岳人.田中克英: "ホロホロチョウにおける放卵後の排卵時間と卵の卵管各部における滞留時間" 日本家畜学会誌. 33. 118-122 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hiroshi Ogawa, Takehito Kywayama and Katuhide Tanaka: "The timing of ovulation after oviposition and the time spent by the ovum in each portion of oviduct in the guinea fowl" Japanese Poultry Science. 33. 118-122 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 小川博・桑山岳人・田中克英: "ホロホロチョウにおける放卵後の排卵時間と卵の卵管各部における滞留時間" 日本家畜学会誌. 33. 118-122 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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