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オピオイドペプチドの生合成と遊離に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06670124
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 薬理学一般
研究機関東海大学

研究代表者

岡 哲雄  東海大学, 医学部, 教授 (40055976)

研究分担者 冨永 恵子  東海大学, 医学部, 助手 (60256196)
扇谷 信幸  東海大学, 医学部, 講師 (90213652)
松宮 輝彦  東海大学, 医学部, 助教授 (20056203)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードオピオイドペプチド / ペプチダーゼ / モルモット回腸 / ペプチドの遊離 / ペプチドの不活性化 / プロエンケファリンmRNA
研究概要

モルモット回腸のアウエルバッハ神経叢付き縦走筋標本を、4mlのKrebs液が入った36℃の恒温水槽に入れ、下端を固定し、上端は絹糸を介してFDトランスジューサ-に結んだ。Krebs液中の上部と下部に置いた白金電極を介して、標本内の神経細胞に、持続時間1msecの次極大の電場刺激を頻度0.1および10Hzで与え、遊離するオピオイドペプチド(OP)、標本内に残存するOP、および標本内プロエンケファリンAならびにプロエンケファリンBのmRNA量などを測定した。その結果、(1)頻度0.1Hzの刺激ではOPの遊離は認められないこと、(2)10Hzの刺激では有意なOPの遊離が認められること、(2)0.1Hzで反復刺激している間に、40分毎に30秒間10Hz刺激を与えると、少なくとも4時間は、各回とも10Hz刺激に応じて遊離するOP量に有意な変化は認められないこと、(3)このような条件では、標本内のOP量、およびmRNA量などにも有意な変化が認められないこと、(4)10Hz刺激で遊離するOPには、ミューおよびカッパーのリガンドが混在していること、および(5)アマスタチン感受性アミノペプチダーゼ、ホスホラミドン感受性エンドペプチダーゼ-24.11、およびカプトプリル感受性ジペプチジルカルボキシペプチダーゼIなどで不活性化されるOPが含まれていること、などが明らかにされた。今後、遊離OP量が減少する刺激条件、ならびに組織内OP量およびmNRA量などが変化する条件などを明らかにしていきたい。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] X.-F.Liu: "A method to estimate the potency of the μ-component of an opioid having mixed μ-.and κ-and/or δ-agonist activities." Psychopharmacology. 117. 166-171 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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