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コレラ菌の産生する新しい下痢原因毒素,ZOT,の精製と解析

研究課題

研究課題/領域番号 06670290
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関京都大学

研究代表者

倉園 久生  京都大学, 医学部, 助手 (90186487)

研究分担者 竹田 美文  国際医療センター研究所, 所長 (30029772)
研究期間 (年度) 1994 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードVibrio cholerae / 下痢 / ZOT / 蛋白毒素 / 精製
研究概要

ZOTをcodeするDNA断片をpUCベクターにクローニングし、大腸菌で発現させたところ、菌の増殖が全く見られなかった。ZOTの塩基配列のうち疎水性部分は膜貫通部位と考えられるため(Koonin EV,FEBS Lett,312:3-6,1992)、大腸菌におけるZOTの強度の発現は大腸菌に対して致死的に働いたと考えられる。このため、全塩基配列のうち膜貫通部位と考えられるC末部分を削除し、N末部分のみをGlutathione S-transferase(GST)とのフュージョン蛋白として大腸菌で発現させた。このフュージョン蛋白より精製したZOTのN末部分でウサギを免疫し、ZOTのN末部分に対する特異抗体を作成した。この抗体を用いてZOTに対するビーズELISAを構築したところ、抗GST抗体をかなり含んでいることがわかった。このため、このconjugateをGSTで吸収しZOTに対する特異性を高めた。現在、この検出方法を用いて野生株からのZOTの精製を試みている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Hisao Kurazono: "Distribution of genes encoding cholera toxin,zonula occludens toxin,accessory cholera toxin,and eltor hemolysin in Vibrio cholerae of diverse origins" Microbial Pathogenesis. (accepted). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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