研究課題/領域番号 |
06670297
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
平山 壽哉 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (50050696)
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研究分担者 |
和田 昭裕 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助手 (70253698)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 腸管感染症 / 細菌毒素 / 下痢毒素 / 大腸菌 / エンテロトキシン / グアニル酸シクラーゼ / 毒素受容体 / レセプター |
研究概要 |
毒素原性大腸菌が産生する耐熱性下痢毒素(ST)は腸管膜グアニル酸シクラーゼを活性化しサイクリックGMP濃度を上昇させて下痢を起こす。本研究では下痢のメディエーターであるサイクリックGMPの生成に関与する膜結合型グアニル酸シクラーゼにいかして活性化のシグナルが伝わるかを分子生物学的手法で解明することを目的とした。 すでにST受容体であるグアニル酸シクラーゼのc末端側にある63残基のアミノ酸を遺伝子操作して欠如させた受容体ではSTがこの受容体に結合しても活性化のシグナルは伝達されない。そこで5種類の変異受容体を作製して毒素結合に対応してグアニル酸シクラーゼ活性が活性化されるかいないかを検討した。その結果プロテインキナーゼCでリン酸化を受けることが推定された配列を変異させたものでは影響の無いこと、39残基のアミノ酸をc末端から削った受容体では毒素による活性化が起きないこと、さらに22残基のアミノ酸を削ったものでは著明な活性化が認められたことなどからc末端の23残基から40残基にいたるアミノ酸部位に何らかの機能が存在する可能性が考えられている。
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