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ヒトヘルペスウイルス6における発現調節タンパク質の遺伝子と機能の解析

研究課題

研究課題/領域番号 06670327
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 ウイルス学
研究機関大阪大学

研究代表者

伊勢川 裕二  大阪大学, 微生物病研究所, 助手 (20184583)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードHHV-6 / HCMV / 前初期タンパク質 / トランスアクティベータ- / US 22 family / 融合タンパク質
研究概要

1)HHV-6HST株(variant B)の塩基配列のおよそ90%決定した。HHV-6の遺伝子地図を作成した結果、ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)のそれと非常によく似ており、前初期タンパク質(IE)の分布も似ていた。その結果、pSTY01に少なくとも2つ、pSTY03には2つ、pSTY13-41に1つ、pSTY29-45に1つ、pSTY50に1つのtransactivatorあるいはIEがコードされている可能性が示唆された。HHV-6のvariantAとBとでは相対的には95%のホモロジーが示された。pSTY03にコードされているIEにおいては両variant間で大きく異なり、約75%のホモロジーであった。pSTY29-45のコードされているHCMV US22family(transactivatorとして機能しているタンパク質)のタンパク質は約64%のホモロジーであった。また、発現調節に関係しているであろうKpn Irepeatや他のrepeat構造も大きく異なっていた。
2)pSTY29-45にコードされているORFはすべてmRNAにコードされていた。pSTY01にコードされている2つのtransactivatorはいずれもモチーフからスプライシングされている可能性が示唆された。しかし、その一方はモチーフと異なったスプライシングが行われていることを明らかにした。
3)HHV-6のpSTY03にコードされているIEの一部とβ-ガラクトシダーゼの融合タンパク質を作成後、その融合タンパク質に対するマウスのモノスペシフィックとモノクローナル抗体を作成し、IEタンパク質の発現時期とその大きさも明らかにした。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] s.sato.et al.: "Identification of human herpesvirus 6 uracil-DNA glycasylase gene" Journal of General Virology. 75. 2349-2354 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] S.Yalcin et al.: "Human herpesvirus 6 and human herpesvirus 7 infections in renal transplant recipients and healthy adults in Turkey." Arohives of Virology. 136. 183-190 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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