研究課題/領域番号 |
06670383
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
齋藤 寛 長崎大学, 医学部, 教授 (80004901)
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研究分担者 |
横尾 美智代 長崎大学, 医学部, 教務職員 (00336158)
岩田 孝吉 長崎大学, 医学部, 講師 (30203384)
守山 正樹 長崎大学, 医学部, 助教授 (10145229)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | カドミウム / 尿細管障害 / 環境汚染 / カドミウム負荷量 / 指標レスポンス / 中毒 |
研究概要 |
申請者らは、これまで長崎県対馬厳原町佐須地区(1979年、1982年、1886年)ならびに秋田県小坂町(1972年、1979年、1982年)において大規模な疫学調査を行い、全住民の80%以上を対象に尿中β2-マイクログロブリン、尿中カドミウムおよびその他の生物学的指標を測定してカドミウムの健康影響を20年にわたり追跡してきた。平成6~7年度は新たな研究目的を掲げ以下の調査研究を進めた。 1)尿中カドミウムの測定設備としては、尿中Cdの測定には長崎大学医学部共同実験施設の原子吸光分光光度計(日立Z-8000型)を用いるが、灰化装置には新たなテフロンコーティングアルミブロック(20ml試験管用)を導入し、コンタミネーションの機会を減少させることに成功した。さらに、尿中微量金属測定用の標準試料(Standard Reference Material 2670,National Bureau of Standards and Technology,U.S.A.)を同時に分析した結果、研究申請者らのカドミウム測定精度は満足すべきものであることが明らかとなった(標準試料カドミウム濃度との差は5%以内)。 2)新たなコホートの設定:今回の調査をもとに新たなコホート(第4コホート)を設定し、今後10年間さらに追跡調査を行って行くための基盤作りについては長崎大学医学部衛生学教室と厳原町佐須地域住民と合意が成立した。平成8年度に住民全員の尿および頭髪の収集を行うことになった。
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