研究課題/領域番号 |
06670420
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
湊 義博 徳島大学, 保健管理センター, 教授 (00035768)
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研究分担者 |
古賀 哲郎 徳島大学, 医学部, 助手 (20093859)
大和 正幸 徳島大学, 医学部, 助手 (90210492)
島 健二 徳島大学, 医学部, 教授 (90028407)
太田 房雄 徳島大学, 医学部, 教授 (90035478)
大澤 朗 徳島大学, 医学部, 助手 (10253189)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 食事アレルギー / アンケート調査 / アレルギー / 大学生 / 健康診断 / アトピー / IgE / Medical examination |
研究概要 |
大学生の定期健康診断時に、食事アレルギーに関するアンケート調査を行い、アレルギーの有無、症状、食物の嗜好などについて配票法にて調査した。平成5年と7年についてほぼ5000名から有効な回答が得られ、本調査はきわめて高い有効率となった。回答を分析した結果、両年度についてほぼ同様の結果が得られた。 何らかのアレルギー体質であると言われているものは、男性19.5%、女性28.8%であり女性の方が統計的に有意に高値を示した。医師から食事性アレルギー体質だといわれたものは、男性2.5%、女性3.2%であった。食事アレルギーの有無についてYesと答えた割合は40%前後から60%前後であった。 男女共に約25%の者が一つ以上の食品を原因食品として回答した。また学部間には陽性率に大きい差が見られた。原因食品としては牛乳、または乳製品(41.4%)が第一位であり、乳製品としてはヨ-グルトやチーズが多かった。次いで卵類(15.2%)であった。第3位の原因食品は穀類(15.2%)であった。ついで魚介類が多かった。その他としてアルコール、果物としてバナナやスイカ、嗜好品としてコーヒーやチョコレート等が特定された。全体として具体的原因食品名は多岐にわたり、インスタントラーメンから油物、長芋等種々が挙げられた。 全自動EIA装置AEC-2000 POSEIDON II (Aloka、東京)により血清中のIgE測定を試みた。その結果検量線として標準品の濃度との相関係数が0.9999となった。その結果正常血清では140.2±218.01 IUとなり、異常者(77名)については195.4±234.91 IUという値が得られた。
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