• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

AIDS予防教育の教育効果評価法の開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06670435
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

鎌倉 光宏  慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (60169604)

研究分担者 島田 直樹  慶應義塾大学, 医学部・衛生学公衆衛生学教室, 助手 (90255430)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードAIDS / HIV / 予防教育 / 教育効果 / 職域教育
研究概要

本研究の目的は、各種集団を対象としてAIDS/HIVに関する詳細な調査を行い得られた結果を解析することにより、どのような点に知識・認識の不足があるかを明らかにし、教育法として改善すべき点を検討し、対象に応じた適切な教育手法を考察することであった。今回の調査結果を考察すると、わが国の場合、各種エイズ予防教育が試みられているにも拘わらず、その教育効果が上がっていない点がある程度明らかになったものと考えられる。性教育を含めた予防教育は少なくとも中学校で正しく伝えられるべきものと考えられるが、調査対象は限られていたが高校での講義の有無がその後の知識に結びつかないことは、学校におけるエイズ予防教育の質と量について再検討すべき課題があることを示したものと考える。持続的で繰り返しを含めた教育が大切であることは、諸外国の研究者が多く指摘するところである。職域においては、AIDS/HIVの問題は、個人と会社の関係、職域とくに単一健康保険組合における個人の健康情報がどの程度守られているか、あるいは職域における人権の問題などを最も典型的に問いかける問題であり、この問題に対処する能力を有することは他の問題の解決にもたいへん有効であると考えている。社内の研修においてエイズ教育に割け得る時間は限られており、エイズの各種問題を教育し得る専門家の数も限られている。従って今後は適切な教育キットの開発が重要な問題になってくるものと考えている。特にわが国の場合、視聴覚教育については高度の専門的技術を有しており、この点は、今後世界で最も患者・感染者の増加が見込まれるアジア地域においてもわが国の専門家に期待されている点であると考えている。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (13件)

  • [文献書誌] 鎌倉光宏: "わが国および世界のAIDSの現況について" ストレス科学. 9. 30-33 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 鎌倉光宏: "STDの最新事情と予防" 生活教育. 39. 65-71 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 曽田研二,鎌倉光宏: "思春期におけるエイズの今日" Perinatal Care. 14. 237-242 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 鎌倉光宏: "エイズ、健康管理論第2版" 日本看護協会出版会、東京, 238 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 鎌倉光宏: "HIV・エイズの臨床と国内外の動向;疫学,職場とエイズ" 産業医学振興財団、東京, 201 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Mitsuhiro Kamakura: "The present status of AIDS in Japan and in the world." Stress Science. 9. 30-33 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Mitsuhiro Kamakura: "The present status of STD and prevention." Life Education. 39. 65-71 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kenji Soda and Mitsuhiro Kamakura: "AIDS at adolescence" Perinatal Care. 14. 237-242 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 鎌倉光宏: "STDの最新事情と予防" 生活教育. 39. 65-71 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 曽田研二,鎌倉光宏: "思春期におけるエイズの今日" Perinatal Care. 14. 237-242 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 鎌倉光宏: "HIV・エイズの臨床と国内外の動向;疫学,職場とエイズ" 産業医学振興財団、東京, 201 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 鎌倉光宏: "エイズの潮流、世界・日本:エイズ予防セミナー;エイズ対策" 健康保険組合連合会、東京, 52 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 鎌倉 光宏: "わが国および世界のAIDSの現況について" ストレス科学. 9. 30-33 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi