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先端技術産業で用いられる感作性金属の生体影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06670440
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

島 正吾  藤田保健衛生大学, 医学部・公衆衛生学, 教授 (40084511)

研究分担者 栗田 秀樹  藤田保健衛生大学, 医学部・衛生学, 講師 (50148269)
大谷 元彦  藤田保健衛生大学, 医学部・衛生学, 教授 (30084510)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードベリリウム / スズ / LTT / 補体
研究概要

1.ベリリウム胸腔投与モルモットの生体影響に関する検討
250〜300g雄性モルモットを用い、10μg及び100μgのBeO(純度99.9%)を1mlの1%寒天懸濁液に混ぜ、モルモットの右胸腔内に投与した。投与後6,8週間目に屠殺して、血液、血清検査並びにLTTを実施した。
[実験成績] BeO投与6週間目では、100μg投与群において対照群と比べ、補体C3の有意な低下が認められた。C4においては増加傾向を示しが、CH50では変化を認めなかった。また免疫グロブリン中Ig Gの有意な上昇が認められた。ALT,LDHにおいては増加傾向を認めたが他の血清検査では変化を認めなかった。
血液検査では白血球数の有意な増加を認めた。赤血球数、ヘモグロビン濃度には変化が認められなかった。
LTTにおけるSI値は100μg投与群で対照群より増加を認めたが、両者間には有意差はなかった。一方、10μg群では変化を認めなかった。
投与8週間目では、補体系並びに血液検査では変化は認めなかった。
血清検査ではALTで有意な上昇を認め、AST、LDHにおいては増加傾向を示した。
またLTTにおいては対照群と比べて変化を認めなかった。
2.スズ化合物の経口投与による母体内スズの分布
有機スズ(C_6H_5)_3SnClと無機スズSnCl_2を妊娠ラットに経口投与し、母体内分布について検討した。
[実験成績] 母体内分布では有機スズでは肝、腎に高値であり、無機スズでは骨、肝に高値であった。また脳内移行については有機スズで認められたが、無機スズでは認められなかった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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