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ミード酸の抗炎症作用の機序に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06670482
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 内科学一般
研究機関富山医科薬科大学

研究代表者

浜崎 智仁  富山医科薬科大学, 附属病院, 講師 (70167592)

研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードミード酸 / ロイコトリエンB_4 / 炎症 / ラット / 腹腔細胞 / 脂肪酸構成 / LTA_4ヒドロラーゼ / ミ-ド酸 / リノール酸 / ロイコトリエンB4 / カラゲニン
研究概要

アラキドン酸(AA)から炎症促進性のアイコサノイド、ロイコトリエンB4(LTB4)ができるがAAのホモログであるミード酸(20:3n-9,ETrA)はAAと拮抗しLTB4産生が抑えられる。そこで、ラットへETrA投与による腹腔細胞中の脂肪酸構成の変化とLTB4産生の相関を調べることにした。
必須脂肪酸欠乏とならない食事を基本とし、4.5%と19%のリノール酸(18:2 N-6,LA)と各種濃度のETrAを含む食事をラットに投与したところ、ETrAの増加により腹腔細胞中リン脂質中のETrAは10%まで直線的に増加することが判明した。また、食事中LAを増加することにより、ETrAの取り込みは明らかに低下した。さらに腹腔細胞の産生するLTB4はリン脂質中のETrAと有意な負の相関を示した。また血清中のトロンボキサン(TX)量に対してはETrAはいかなる影響も及ぼさなかった。このように食事中のETrAは白血球中に蓄積し、炎症反応に関わるLTB4産生を抑制する。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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