研究課題/領域番号 |
06670507
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
清水 史郎 金沢医科大学, 医学部, 助教授 (50097432)
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研究分担者 |
正木 康史 金沢医科大学, 医学部, 助手 (40238895)
荒井 俊秀 金沢医科大学, 医学部, 助手 (30193048)
竹下 昌一 金沢医科大学, 医学部, 助手 (50247441)
福徳 雅章 金沢医科大学, 医学部, 助手 (20218944)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | Multiple Myeloma / Growth factor / Stroma Cell / Apoptosis / multiple myeloma / Growth Factor |
研究概要 |
今回の実験においては、ストローマ細胞培養上清中にIL-6以外の骨髄腫瘍細胞増殖因子の存在することを想定し、その増殖因子の性状を明らかとし、骨髄腫細胞増殖機構の解明を指向した。明らかにし得た点は下記の点である。 1)骨髄由来のストローマ細胞依存性細胞株ILKM10、ILKM12、ILKM13を樹立した。 2)ILKM10、ILKM12、ILKM13の三株は全て、従来の樹立株と異なり、骨髄ストローマ細胞依存性増殖を示し、IL-6や既知のサイトカインでは維持不能であり、また骨髄ストローマ細胞培養上清に反応して増殖を示した。 3)血清不含培地を用いて骨髄ストローマ細胞を培養し、採取した上清中に骨髄腫細胞増殖活性が存在し、骨髄ストローマ細胞による増殖促進活性産生のTime Courseは培養4〜5日目がピークを示した。そこで培養上清をホローファイバー、Amicon Ultrafiltrationを用いて濃縮の後、Ion Exchange Column,Anti-IL-6 Antibody Affinity Comumnを用いて分画すると全くIL-6活性の含まれない部分に骨髄腫細胞増殖促進活性が確認された。既知の因子とは異なる重要な骨髄腫細胞増殖因子の存在が確認された。
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