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コレシストキニンの翻訳後調節と膵炎・膵再生

研究課題

研究課題/領域番号 06670564
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関九州大学

研究代表者

中野 逸郎  九州大学, 医学部, 助手 (30237333)

研究分担者 小修 修二郎  九州大学, 医学部, 医員
右田 良克  九州大学, 医学部, 医員
伊藤 鉄英  九州大学, 医学部, 助手 (50253448)
小柳 修二郎  九州大学, 医学部, 医員
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードコレシストキニン / 膵再生 / 翻訳後調節
研究概要

膵炎及び膵再生におけるコレシストキニン(CCK)の関与を研究する目的で慢性膵炎モデルを用いて、CCKの転写、翻訳後調節を検討している。慢性膵炎はセルレイン20μg/kgを腹腔内投与して5時間の水浸拘束を週2回負荷して作成した。昨年度迄に、16周処置群での十二指腸粘膜内CCK含量は生物活性ではコントロール群と慢性膵炎群とで差を認めないことを明らかにしたが、(1)今年度行ったCCK-8N端特異的抗体OAL-656によるCCK免疫活性はコントロール群に比して慢性膵炎群では低値を示すことが示された。(2)出現するCCKの分子種に違いについてHPLCにより検討したが、Sep Pakで抽出したCCKは、殆どがCCk-8の近傍に出現し、慢性膵炎群で特にCCK-8Gly延長体などの成熟過程のCCK分子種が出現することはなかった。但し、この溶出位置は僅かではあるが合成CCK-8、CCK-8Gly延長体と異なっており、その構造の確認が必要である。(3)またその分子種の含量は慢性膵炎群とコントロール群とで有意の差は認めなかった。(4)十二指腸粘膜のCCKのmRNAの発現の検討は、慢性膵炎群でコントロール群より高い印象であるが、まだ定量結果得られていない。膵臓のCCK受容体についても検討中であるが両群の比較をするには至っていない。

報告書

(2件)
  • 1995 実績報告書
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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