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ウェクスラ-記憶検査改訂版の日本における標準化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06670644
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 神経内科学
研究機関東京大学

研究代表者

杉下 守弘  東京大学, 医学部(医), 教授 (10114513)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードウェクスラ-記憶検査改訂版 / 記憶 / 心理検査 / 痴呆 / ウェクスラ-成人知能検査改訂版
研究概要

わが国では老人人口の激増とともに痴呆の問題がクローズアップされてきた。しかし、痴呆に関する国際的な心理検査の標準化は非常に遅れている。痴呆においては記憶が中核的な症状なので国際的な記憶検査の標準化が急務と考えられる。日本における記憶検査を確立し、国際的な比較が可能な指標の確立が急務と考え、調査を開始した。海外で使用されている検査法ならびに本邦にて使用されている記憶検査を種々検討した。その結果、国際的に評価を受けているウェックスラ-記憶検査改訂版の日本語版を作成するのが適切であるとの結論に至り、版権を獲得し、日本語版の標準化を行なった。対象とするのは脳卒中などの脳損傷の既往のない18歳から74歳までの男女である。知能テスト(ウェクスラ-成人知能検査改訂版WAIS-R)の知能指数が1標準偏差以内すなわち85-115間の被験者からデータを収集した。地域は北海道から沖縄までの10ヵ所の病院、大学、福祉施設を選び、各約20例ずつのデータをとり、現在164名のデータを集めた。統計分析は英語版にならい、5歳間隔での平均値、標準偏差、WAIS-Rとの相関等をとった。信頼性については、信頼係数、採点者間信頼性、標準誤差、記憶指標間の差、下位検査間及び記憶指標間の相関等を計算した。これらの結果は来年には出版される予定である。妥当性については因子分析、記憶指数の妥当性、下位検査得点の妥当性等を計算している。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 杉下 守弘: "ウェクスラ-記憶検査(日本版)" 日本文化科学社, 300 (1996)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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