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ペニシリン耐性肺炎球菌感染症の迅速診断に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06670832
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

小林 信一  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80170322)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワードペニシリン耐性肺炎球菌
研究概要

ペニシリン耐性肺炎球菌における耐性機構は、βラクタマーゼによるものではなく、ペニシリン結合蛋白(PBP)のペニシリンに対する親和性の低下が原因とされている。これまでの研究でペニシリン耐性肺炎球菌においては、PBP1A、2X/2A、2Bに対する親和性が同時に低下している場合が多いことが明らかになっている。そこで今回の研究ではまずペニシリン感受性菌と耐性菌におけるそれぞれの遺伝子上の違いを検討し、それぞれの遺伝子上には感受性菌には存在しない耐性ブロックがあることを再確認した。この耐性ブロックの遺伝子配列を同定しようと試みたところ、新しい論文で、ペニシリン感受性pbpX遺伝子から生じたモザイクpbpX遺伝子が耐性菌の主要クローンであることが発表された。この論文を参考にして、いくつかのプローブをつくりIn situ hybridizationでこの遺伝子を検出することを試みた。しかし、陽性のシグナルは得られなかった。今後はPCRを用いて検出を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] S.Kobayashi et al: "Rapid diagnosis of sepsis due to Streptococcus Pneumoniae" Clinical Microbiology. (in press).

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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