研究課題/領域番号 |
06670875
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
白井 利彦 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (90094573)
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研究分担者 |
波床 光男 奈良県立医科大学, 医学部, 助手 (00208547)
山科 幸夫 奈良県立医科大学, 医学部, 助手 (70210432)
村松 勉 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (20157796)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | ストレス蛋白質 / 皮膚器官培養 / DNA損傷 / 悪性黒色腫 / 熱傷 / 加齢 |
研究概要 |
1 Induction of the 72-kD heat shok protein in human skin melanoma and squamous cell carcinoma cell lines-----ヒト悪性黒色腫細胞のHSP72誘導能は、有棘細胞癌と比較して低いことを示した。 2 Induction of the low-molecular-weight heat shok protein HSP27 in organ cultured normal human skin-----低分子量ストレス蛋白質(HSP27)が温熱処理および紫外線照射により、ヒト皮膚組織において誘導されることを示した。 3 Age-related decrease in the inductability of heat shok protein 72 in normal human skin-----加齢により皮膚のHSP72誘導能が低下することを示した。 4 DNA-damaging agents induce the 72-kD heat shok protein in SV40-transformed human fibroblast cell line-----抗癌剤の多くはDNA-damaging agentsであるが、これらを用いて、DNA損傷がストレス蛋白質誘導の引き金になりうることを示した。 5 HSP72 induction in systemic organs of rats after sever burn injury-----重傷熱傷ラットの全身臓器にHSP72が誘導されることを示し、重傷熱傷時におけるストレス蛋白質の誘導と臓器不全との関連性について検討した。 6 Epinephrine induces the 72-kD heat shock protein (HSP72)in cultured human fibroblasts-----HSP72の誘導にはエピネフリンのβ受容体を介する経路が存在する可能性のあることを示した。
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