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偏心性多分割絞り及び可変フィルタを用いた放射線治療技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 06670915
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

小幡 康範  名古屋大学, 医療技術短期大学部, 教授 (70160934)

研究分担者 小山 修司  名古屋大学, 医療技術短期大学部, 助手 (20242878)
津坂 昌利  名古屋大学, 医療技術短期大学部, 助手 (40155354)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード偏心性多分割絞り / 多分割可変フィルタ / 放射線治療技術
研究概要

名古屋大学医学部付属病院で使用されている医療用直線加速器に備えられている多分割可変フィルタの可変範囲と照射野の関係を求め、フィルタの位置とその時の厚さ、及びフィルタによる線量の減衰を設定条件を変えて線量率計を用いて測定し、実際に治療に適用する際の基礎的データを求めた。さらに多分割可変フィルタより線量を補正する場合を分析し、補正の方法を体厚などによる深さの変化に対する線量変化の補正と、照射野の変化や不整形照射野による線量変化の補正の2段階に分けて解析し、それらを合成すれば良い事が分かった。
まず体厚の補正を多分割可変フィルタで行う方法について基礎データから計算により求め、線量率計による測定と長円形ファントムとフィルムを用いた線量分布測定で確認した。さらに基礎データからこの方法による補正の限界についても分析した。
今後体厚の補正のためのフィルタの位置情報が治療計画装置で計算され、線量分布も計算されるように設定すると共に測定された線量分布と比較し、実用的な計算の精度を求める。また照射野の形状による線量変化の補正を多分割可変フィルタで行うための基礎的なデータ収集を行い、その補正方法を確立する予定である。
可変フィルタの位置と線量補正の基礎データについては、日本放射線技術学会第51回総会学術大会で発表を予定し、同時に日本放射線技術学会に投稿中である。また可変フィルタによる体厚補正についても英文雑誌への投稿準備中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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