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心筋症ハムスター(Bio 14.6)による心筋症の病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 06670916
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関三重大学

研究代表者

竹田 寛  三重大学, 医学部, 助教授 (70106988)

研究分担者 村嶋 秀市  三重大学, 医学部, 助手 (00263020)
山門 享一郎 (山門 亨一郎)  三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (20263022)
松村 要  三重大学, 医学部・附属病院, 助教授 (70126994)
奥田 康之  三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (50144241)
多上 智康  三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (20236376)
研究期間 (年度) 1994 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード心筋症ハムスター(Bio 14.6) / I-123 MIBG / I-125 BMIPP / Gd-DTPA / Gd-C-14-DTPA / 心筋症ハムスター / ^1H-スペクトロスコピー / Gd-^<14>C-DTPA / オートラジオグラム / 心筋症 / Gd‐^<14>C‐DTPA / Gd‐DTPA / ^<125>I‐MIBG / I^<125>-MIBG / I^<125>-BMIPP / 心筋症ハムスター(Bio14,6) / Coenzyme Q10
研究概要

1.心筋症ハムスター(Bio 14.6)に^<125>I-MIBG投与し、心筋摂取率の経時的変化を検討した。投与4時間後における心筋摂取率は、対照群ハムスターに比較して有意に低値を示したが、特に投与後1時間迄における急速な洗い出し亢進が顕著であった。この現象は心筋症における交感神経機能障害のメカニズムを検討する上で有用であった。
2.心筋症ハムスター(Bio 14.6)にCoenzyme Q10を投与して^<125>I-BMIPPの心筋摂取率を計測したが、Coenzyme Q10を投与しなかった群に較べ有意の上昇はみられなかった。
3.心筋症ハムスターにGd-^<14>C-DTPAを投与して心筋のオートラジオグラムを作成し、Gd-^<14>C-DTPA異常集積部位における組織像を検討した。月齢が増すに従い、左室心筋は肥厚し重量も増加し、組織学的には血管増生に富んだ肉芽組織や、間質の線維化が多くみられるようになった。線維化組織ではGd-^<14>C-DTPAの集積亢進を認め、血管増生や炎症細胞浸潤がみられ、コラーゲン線維の少ないほどGd-^<14>C-DTPAの集積が高いことが確かめられた。
4.心筋症ハムスターにGd-DTPAを投与し、摘出した心臓にてMR像を撮像した。月齢3カ月前後では左室心筋全体に強い濃染をみたが、6カ月前後となると異常濃染部と非濃染部との不均一性が顕著となった。さらに10-12カ月になると左室心筋の濃染は全般に低下し不均一性も減少した。
5.心筋症ハムスターにおける心筋の^1Hスペクトロスコピーを求め、正常ハムスターに較べてphosphocreatinineに対するtaurineの比が有意に高値を示し、phosphocreatinineに対するcarnitineの比は、心不全期になると低値を示すことを確認した。

報告書

(4件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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