研究課題/領域番号 |
06670927
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 高知医科大学 |
研究代表者 |
小川 恭弘 高知医科大学, 医学部, 助教授 (90152397)
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研究分担者 |
瀬口 春道 高知医科大学, 医学部, 教授 (90030866)
猪俣 泰典 高知医科大学, 医学部, 講師 (90176462)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 癌 / 放射線治療 / アポトーシス / 癌遺伝子 / 免疫組織化学 |
研究概要 |
頭頸部偏平上皮癌40例において、治療前ならびに4Gy照射時、10Gy照射時および20Gy照射時に癌組織の一部を採取し、液体窒素中に超低温保存し、これよりクリオスタットにて6μm厚の切片を作成し、癌関連遺伝子(産物)に対するモノクローナル抗体とヒストファインSAB-POキットを用いて免疫組織化学的染色を行った。 p53(Ab-3,mutant)の染色陽性率(+,++)は、治療前25.0%(9/36)、4Gy照射時36.4%(12/33)、10Gy時25.7%(9/35)、29Gy時13.8%(4/29)であった。放射線治療20Gy時のHE標本にて判定した局所効果とp53(ab-3)染色性との関係について、局所効果をremarkable/effective群とpoor群に分けて検定を行ったところ、治療前のp53(Ab-3)陽性群では有意に局所効果良好との結果を得た。4Gy時では統計学的有為差はないものの、同様の傾向が認められた。予後とp53(Ab-3)染色性との関係については、治療前および4Gy時には明らかではなかったが、10Gy時にはp53(Ab-3)陽性群のほうが予後不良傾向にあった。年齢、性、原発部位、T因子、N因子、病期、分化度とp53(Ab-3)染色性との間には明らかな関係は認められなかった。
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