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POMC関連ペプチドの発現調節機構とその組織特異性に関する分子生物学的検討

研究課題

研究課題/領域番号 06671016
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 内分泌・代謝学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

沖 隆  浜松医科大学, 医学部, 助手 (20169204)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードCRHR / ACTH
研究概要

POMC関連ペプチドの発現に関する組織特異性を検討するために、これまでその特異的因子の特定を行ってきた。正所性POMC産生細胞即ち下垂体ACTH産生細胞と異所性POMC産生細胞(肺小細胞癌等)の相違点はPOMC遺伝子それ自体も勿論であるが、その調節機構特にCRH受容体の発現に相違があるものと考えられる。これまでCRH受容体(CRHR)の遺伝子発現については知見に乏しかったが、1993年にヒト、ラット、マウスのcDNAシークエンスが報告された。本研究を遂行するにあたり、まずCRHRの遺伝子発現につきラットを用いて検討することとした。ラットCRHR-cDNAは1421塩基よりなり851-1125部位をRT-PCR法にて作成した。(CRHR-cDNA851-1125)これをprobeとしてノザンプロット解析法を確立した。CRHR-cDNA851-1125probeはラット、マウスCRHR-mRNAを検知可能であり、これまで副腎摘出、グルココルチコイド投与によるラット下垂体CRHR遺伝子発現を検討した。ラット下垂体CRHR-mRNAは副腎摘出によってdown-regulateされグルココルチコイド投与によってup-regulateされていた。現在,CRHR蛋白に対する抗体を作成し、ウエスタンブロット解析法にて蛋白レベルでの変化を検討中でありその成績を合わせ論文投稿する予定である。また更に、ヒトCRHRでの検討を重ねクッシング病、異所性ACTH症候群におけるCRHR発現を検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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