研究課題/領域番号 |
06671134
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
桑原 道雄 東京医科歯科大学, 医学部, 講師 (60221230)
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研究分担者 |
佐々木 成 東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (60170677)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 腎集合管 / 水チャネル / プロテインキナーゼA / H-K-ATPase / プロテイン キナーゼA / 分子生物学 |
研究概要 |
1.ラット腎集合尿細管の側底側水チャネル、AQP3をクローニングした。このチャネルは、水のみならず尿素やグリセロールといった小分子量の物質をも輸送することが判明した。 2.ラット腎集合尿細管の管腔側水チャネル、AQP2についての検討を行い、尿素に対する透過性のないこと、水銀感受性のあること、主細胞の管腔側直下に存在することを明らかにした 3.ウサギ腎集合尿細管細胞の細胞容積調節機序についての検討を行い、細胞容積機序が側底側膜に存在するこや、水の移動に側底側水チャネルが関与することを示した。 4.ラット腎集合尿細管の管腔側水チャネル、AQP2の機能調節を検討し、cAMPが水透過性を増加させると同時にリン酸化反応を起こす等の知見から、プロテインキナーゼAが水チャネル機能を刺激することを見い出した。 5.ウサギ腎髄質集合尿細管のH-K-ATPase機能を検討し、H-K-ATPase機能は間在細胞、髄質尿細管内帯細胞の管腔側膜に限局して認められ、しかも低カリウムにて、機能が刺激されることを見い出した。
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