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肝臓外科における尿中チミングリコール測定の意義

研究課題

研究課題/領域番号 06671246
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関東京大学

研究代表者

長尾 桓  東京大学, 医科学研究所, 助教授 (90143487)

研究分担者 別宮 好文  東京大学, 医科学研究所, 助手 (70199454)
冨川 伸二  東京大学, 医科学研究所, 講師 (40164016)
内田 久則  東京大学, 医科学研究所, 教授 (30050420)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード肝臓外科 / チミングリコール
研究概要

実験には体重240g前後の8週齢Wisterラットを用いた。肝切除3日前より代謝ケージ内で飼育し、術前24時間は絶食とし水のみを与えた。エーテル麻酔下に70%肝切除を行い、術前〜術後にかけて連日24時間尿を採取して、尿量、尿中チミレグリコールの経時的変化を測定した。正常ラットの尿中チミレグリコール排泄量は49.99nmol/kg/dayであっが、術前24時間の絶食により149.42nmol/kg/dayに上昇した。これに70%肝切除を加えると、更に301.2nmol/kg/day(術後1日目)にまで増加した。術前2日目以降は1日目よりは下降したが、100〜150nmol/kg/day前後の高値が持続した(術後11日目まで測定)。肝切除1日目における尿中チミレグリコール排泄量の増加は残存肝細胞内におけるDNA酸化損傷と修復が活発に行われていることを示唆していると考えられる。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] T.Tsuchiya etal.: "Oxidative DNA damage and repair in partially hepatectomized rats." International Hepatology Communications. 2. 227-229 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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