• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

消化器癌における シグナル伝達経路の異常

研究課題

研究課題/領域番号 06671264
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

近藤 建  名古屋大学, 医学部, 助手 (10142168)

研究分担者 高木 弘  名古屋大学, 医学部, 教授 (70154755)
浜口 道成  名古屋大学, 医学部, 教授 (90135351)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードMAP Kinase / 胃癌 / 大腸癌
研究概要

1.胃癌におけるMAPKinaseの活性をゲル内リン酸化法によって測定した。今回その際MAPKinaseに対する抗体を用いて、免疫沈降法を行い、bandの位置確認をし、またMAP kinaseのisoformであるERK1とERK2各々別々に判定した。結果はいずれも正常に比し、癌部で1.3倍以上の活性上昇例においてしょう膜浸潤、リンパ節転移率は高値を示し、再発予後は有意に不良であった。
2.抗リン酸化チロシン抗体でimmunoblotを行ったところ、MAPKinaseのbandに一致して発現を認めた。MAPKは活性化に際し、チロシン基がリン酸化されることが知られており、その活性化を裏付ける結果が得られた。
3.大腸癌でほぼ全例においてMAPKinase活性は上昇しており、さらに上流のMAPK Kinase活性を測定するため現在GST-ERKを精製中である。
4.抗MAPK抗体を用いたimmunoblotではMAPKのリン酸化による分子量変化に伴う、gel shiftを一部の症例に認めており、活性化との関係を検討中である。
5.抗MAPK抗体を用いた免疫組織染色を胃癌、大腸癌で準備中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Chunlin Ye.Ken Kondo.: "Expression fo E-selectin on Endothelial Cells of SmallVeins and Proliferating Vessels in Human Colorectal Carcinoma." International Journal of Cancer. (in press). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi