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ヒト食道癌におけるRT-PCR法を用いた制癌剤耐性関連遺伝子の発現量測定の意義

研究課題

研究課題/領域番号 06671305
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

小澤 壯治  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (10169287)

研究分担者 池田 佳史  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (20222870)
佐藤 道夫  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (50215852)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード食道癌 / RT-PCR法 / 制癌剤耐性
研究概要

1.材料と方法:
(1)食道癌をはじめとする6種類の扁平上皮癌細胞株、および食道癌の内視鏡生検材料を用いた。
(2)GST-π、mdr-1、MT-IIAに対するPCRプライマーを作製した。
(3)制癌剤に対する感受性試験はMTTアッセイを用いた。
(4)遺伝子発現量の定量はNorthern blot法とRT-PCR法を用いた。
2.結果:
(1)癌細胞と臨床組織より得られたtotal RNAに対して、RT-PCR法を行い、GST-π、mdr-1、MT-IIAに対応する435bp,290bp,179bpの大きさのPCR産物が得られた。これらは、プライマーの設計時に予想した大きさであった。
(2)PCR産物と至適PCRサイクル数をそれぞれのプライマーについて求めた。
(3)癌細胞株のCDDP耐性は、GST-π、MT-IIAのmRNAレベルと、ADM耐性はMT-IIAのmRNAレベルと正の相関を示した。
(4)ヒト食道癌組織中のmdr-1mRNAレベルは正常粘膜に比べて高く、逆にGST-π、MT-IIAのmRNAレベルは低い傾向にあった。
(5)食道癌組織中のMT-IIAのmRNAレベルは、CDDPによる増殖抑制率と負に相関する傾向にあった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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