| 研究課題/領域番号 |
06671484
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
整形外科学
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| 研究機関 | 東海大学 |
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研究代表者 |
長澤 明範 東海大学, 開発工学部, 教授 (90246158)
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| 研究分担者 |
楊 鴻生 兵庫医科大学, 整形外科学教室, 講師 (30131600)
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| 研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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| 研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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| 配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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| キーワード | レーザー / 生体刺激 / 骨再生効果 / 破骨細胞 / 硬組織分光特性 / 硬組織治療効果 / 骨粗鬆症 / 未分化間葉系細胞 / 骨再生促進効果 / 硬組織分光分析 / 波長可変CO_2レーザー / 硬組織加工効果 |
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| 研究概要 |
1.骨組織に対するレーザー光の作用特性の検討
(1)骨組織中のレーザー光分布特性:骨表面に照射したレーザー光の骨内分布をCCDカメラで測定、映像化して検討した結果、骨内浸透性はHeNe L.>GaAlAs L.>Ar^+L.の順であった。
(2)骨の赤外分光分析とレーザーの骨加工効果の検討:赤外分光分析の結果、骨は9.6μm帯に巨大吸収波長をもつことを認め、波長可変CO_2レーザーによる骨の加工試験で、この巨大吸収ピーク波長に近いレーザーほど高い骨加工効果が得られ、この波長の意義は10^<-2>μmという緻密なものであることがわかった。
2.レーザー骨再生促進効果の組織細胞学的検討
(1)ラットを用いた生体実験:大腿骨に形成した人工骨創傷部の仮骨において、レーザー非照射群では破骨細胞が散見されたが、レーザー骨再生効果のあるレーザー照射群では破骨細胞がほとんど認められないという特筆すべき所見を発見した。これはレーザーが未分化間葉細胞のマクロファージ転化系を阻害することを示唆する。
(2)培養骨芽細胞を用いた実験:分担研究機関の兵庫医大の震災により、試験的な実験にとどまった。
3.レーザー骨治療法の検討:当初予定の動物実験は病的状態のモデル化が難しく、臨床的検討を行った。
4.未知のレーザーの骨再生促進効果の検討:目標としていたチタンサファイアレーザーが故障し、3年間使用に絶えなかったため、本実験は実施できなかった。
5.骨粗鬆症に対するレーザー治療の検討:卵巣摘出骨粗鬆症ラットを用いた実験を行ったが、分担研究機関の兵庫医大の震災のため、実施開始が大幅に遅れ、データの解析とまとめはこれからである。
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