• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

虚血脳蘇生時の神経伝達物質濃度変化と脳内サイトカインに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06671501
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関弘前大学

研究代表者

坂井 哲博  弘前大学, 医学部・附属病院, 講師 (80205707)

研究分担者 工藤 剛  弘前大学, 医学部, 助手 (70003407)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード脳虚血 / グルタミン酸 / マイクロダイアリーシス / プロスタグランジンE_1
研究概要

ウイスター系雄性ラットを用いた実験的虚血脳において脳内モノアミン類の含量を測定した。マイクロダイアリーシスプローベを海馬CA_1領域に留置して、両総頸動脈を結さつすることにより作製した実験的虚血脳におけるグルタミン酸濃度変化を追跡した。脳虚血により、グルタミン酸脳内濃度が上昇してゆく経過が得られ、このグルタミン酸の変化が遅発性神経障害の発生に深く関与している可能性が示唆された。
また脳虚血によるグルタミン酸脳内濃度上昇が、プロスタグランジンE_1の持続投与により抑えられる経過も克明に追跡し得た。
以上より脳虚血による遅発性神経障害の発生などがグルタミン酸の脳内濃度上昇を介している可能性が示唆された。同時にこのグルタミン酸脳内濃度上昇を抑制するプロスタグランジンE_1の持続投与が、虚血脳治療に有効である可能性も経時的に克明に追跡し得た脳内グルタミン酸濃度推移から示唆された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kushikata T: "Prostaglandin E_1(PGE_1)attenuates elevation of glutamate level in ischemic brain." European Journal of Emergency. 7. 35- (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi