研究課題/領域番号 |
06671700
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
犬山 征夫 (1995) 北海道大学, 医学部, 教授 (70051480)
間口 四郎 (1994) 北海道大学, 医学部・附属病院, 助手 (20199665)
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研究分担者 |
犬山 征夫 北海道大学, 医学部, 教授 (70051480)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | ウェゲナー / ANCA / サイトカイン / 接着分子 / ウエゲナー |
研究概要 |
患者血清中のサイトカインの定量においてはTumor necrosis facor-α(TNF-α)は活動性のWegener肉芽腫症患者においても検出限界に近く、特に高い値が得られるということはなかった。 血管内皮細胞側のadhesion moleculeとしてのsoluble ICAM1(inter-cellular adhesion molecule-1)はWegener肉芽腫症の活動期の患者血清中において健常人および寛解期Wegener肉芽腫症患者血清に比べ有意に高値を示した。また同一症例においての経時敵変化をみると、寛解に伴いsoluble ICAM1の低下を認め疾患活動性との相関が確認できた。すなわち活動期Wegener肉芽腫症患者の血管内皮細胞ではICAM1の発現が亢進しておりリガンドであるLFA-1を発現している好中球が接着しやすい状態にあると考えられた。しかしsoluble ELAM1においては有意差を認めなかった。 好中球側の接着分子として好中球表面のSLexとLFA-1陽性細胞をフローサイトメトリーで測定した結果、未処理の好中球でそれぞれ陽性細胞がすでに90%以上あり、TNF-αでのprimingやcANCA lgGの刺激などではとくに陽性率に変化を認めなかった。LFA-1のようなインテグリンは一般にresting formとactive formがあり、conformational changeによりリガンドに対するアフィニティが変わるとされており、今後binding assayなどの検討が必要と考えられた。 またWGの患者においてはHLA-DR9、B55頻度が優位に高く、疾患の発症のしやすさには特定のHLAが関与していると考えられた。
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