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ラットを用いた肝臓移植におけるgraft肝のagingに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06671798
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児外科学
研究機関金沢医科大学

研究代表者

北谷 秀樹  金沢医科大学, 医学部, 助教授 (50097424)

研究分担者 河野 美幸  金沢医科大学, 医学部, 助手 (10153496)
小沼 邦男  金沢医科大学, 医学部, 助手 (10178296)
梶本 照穂  金沢医科大学, 医学部, 教授 (20064511)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード同所性肝移植 / cuff法 / 加齢変化 / 臓器保存 / 生体肝移植 / 微小外科 / 肝移植 / aging / Cuff technigue
研究概要

生体肝移植において成人肝を小児に移植することによる移植肝の加齢による変化を知るための手段として,ラットによる肝移植実験モデルの作成を目的として以下の検討を行った。
1.graft肝作成法の検討
移植graftのモデルとしてKamataらのcuff techniqueとSun Leeらの門脈吻合法の優劣を比較するために,まずcuff techniqueによるgeaff作成を試みた。Wister系成熟ラット(9〜12週齢),Wister系幼若ラット(5週齢)を用いて顕微鏡下にドナー肝の採取を行いcuffの作成を行った。cuffの作成には胆管では4FG,門脈では6FG,下大静脈では8FGのcatheterを用いた。graft作成は顕微鏡手術の手技の習熟にと伴い,可能となった。
2.同所性移植における血管再建法の検討
ラット肝移植の血管及び胆管の再建に関してはSun Lee法はより生理的ではあるが,その手技は高度のものが要求されるため,今後幼若ラットへの移植を行っていくにはKamada法がより適していることが確認された。また,成熟ラット間の移植においても,術後の血栓形成が生存を妨げる問題であり,cuff作成に用いるcatheterの素材の改善が必要であると考えられた。現在までの検討で,成熟ラット間の移植に関しては24時間生存が得られる段階に達したが,幼若ラト-幼若ラット間,成熟ラット-幼若ラット間の移植については24時間生存を得るに至っておらず,本来の目的である長期生存ラットでの移植肝のagingを検討するに至っていない。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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