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ヒルシュスプルング病のモデル動物結腸における壁外性神経線維機能の形態学的検討

研究課題

研究課題/領域番号 06671799
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児外科学
研究機関愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所

研究代表者

長浜 真人  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 形態学部, 室長 (50198355)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードヒルシュスプルング病 / モデル動物 / 免疫組織染色
研究概要

ヒルシュスプルング病のモデル動物である先天性aganglionosisラット5匹の壁外性神経の存在する結腸下部より作製した伸展標本の抗コリン・アセチルトランスフェレース抗体、抗チロシン・ハイドロキシレース抗体、抗サブスタンスP抗体、抗VIP抗体を用いた免疫蛍光染色では、それぞれに陽性の神経線維が筋層、粘膜下層、粘膜固有層のあらゆる部位に侵入し、その末梢側にVaricosityが認められた。先天性aganglionosisラット15匹を4%パラホルム・0.1Mリン酸緩衝液にて潅流固定し、それらの先天性aganglionosisラットが、いわゆるlong narrow segment(神経節細胞が欠如する部位が直腸から回腸末端部に及ぶ)を有する事を確認した後、神経標識色素Dilを下部結腸壁に注射器で注入した。固定・Dil注入後、1-3週間放置した後、脊髄・後根神経節・腸間膜神経節を切り出した。切り出したこれらの部位を0.1Mリン酸緩衝液にて洗浄後、凍結切片を作製し、Dilにて標識された神経細胞体を蛍光顕微鏡にて検索した。Dilの逆行性標識された神経細胞体が、脊髄前角、下位腸間膜節後神経節、後根神経節に認められた。これらの凍結切片上にてDilにより逆行性標識された神経細胞体を抗コリン・アセチルトランスフェレース抗体、抗チロシン・ハイドロキシレース抗体、抗サブスタンスP抗体、抗VIP抗体で免疫蛍光染色すると、脊髄前角のDilにて標識された神経細胞体はコリン・アセチルトランスフェレース陽性、後根神経節のDilにて標識された神経細胞体はサブスタンスP陽性、下位腸間膜節後神経節のDilにて標識された神経細胞体はチロシン・ハイドロキシレース、サブスタンスP、VIP陽性のものが認められた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Sano,M.Nagahama et al: "Staurosporine induces the outgrowth of neurites from the dosal noot ganglion of the chick embryo and PCD cells" Brain Resarch. 639. 115-124 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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