研究課題/領域番号 |
06671824
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 明海大学 |
研究代表者 |
時岡 孝夫 明海大学, 歯学部, 教授 (60067006)
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研究分担者 |
田村 典洋 明海大学, 歯学部, 講師 (90049437)
杉山 完司 明海大学, 歯学部, 助手 (10171183)
藤井 博子 明海大学, 歯学部, 助手 (30049431)
中村 尚子 明海大学, 歯学部, 講師 (30049390)
中島 敏明 明海大学, 歯学部, 助教授 (50049433)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 拡大モデル / 口唇 / 微小血管 / 血流制御機構 |
研究概要 |
目的: 毛細血管の拡大モデルに類似血流を流し、実際の生体血流と比較し、検討して拡大時の係数を得ること。 方法: 1.ヒト口唇の血管計のアクリル樹脂鋳型標本を作成し、走査型電子顕微鏡にて標本を撮影した。 2.再度本標本を包埋1μmの連続切片とし、ヒト口唇粘膜の毛細血管系の単位分について1000倍の拡大模型を作成した。 3.一方、本研究費補助金により購入した装置により、ヒト口唇粘膜における血流をちょうさしつつある。 4.この1000倍の毛細血管の拡大模型に類似血流を流し、やはり本研究補助金により購入したレーザドップラー血流装置により拡大モデルの流量を測定した。 新知見: その結果を生体の実際の流量と同等になるまで調整していた、その結果モデル毛細血管の最先端で生体と同一流量を得るにはポンプ圧が実際の生体における局所圧より100-500倍と大きな差を示した。 考察と問題点: 今後、このポンプ圧と血管圧の差が何に基づくかをさらに追求し、さらに実際の圧に近づくことである。 結論: 本研究において拡大時の係数を得ることができたが、その値が大きく、何分初めてのことで比較するものがなく、さらに追試が必要であることを認めた。
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